いつか。きっと。

人生も折り返した今になって、大切にしたい人に巡り逢いました。
そんな彼とのこと、日々感じることを綴ります。

瞬き

12月に入り


慌ただしさと、華やかさ


喧騒さえ遠くに感じる


毎日は着々と過ぎ行く


私も周りに流され


見失わないように


諸々のことをこなしてゆく



back numberの『瞬き』


清々しい休日の朝に


普段より多目の洗濯物を干しながら


繰り返し頭の中で流れる



幸せとは、星が降る夜と眩しい朝が

繰り返すようなものじゃなくて

大切な人に降りかかった雨に傘を差せることだ

何の為に生きて行くのか

答えなんてなくていいよ

会いたい人と必要なものを少し守れたら



…あぁ


私たち


星降る夜と眩しい朝を

お互いの場所で、離れてたところで


寒いね。


きれいだね。


眩しいね。


…繰り返し訪れる一日に言葉を重ねてこれた。


それもひとつの幸せ


彼に降りかかった雨

私に降り注ぐ雨

傘を差し出すことはない。出来ない。


雨が少しでも止むよう

空を見上げて祈るのみ


本気でそう思えるなんて、幸せに違いはない


傘を探し求めて、どんなに雨が降ろうと

暖めたい

かっこよくなくても

一人の人間らしく

泥臭さを纏うこと


強く願い


叶わぬ思いに目を背け


火照った頬に


冷たい師走の風が心地よい


街のまばゆいイルミネーションが灯るその前に、家路に着こう。


眩しくて、目を細めてしまうでしょうから。


大好きな人を守れるよう


私も、もっと強くありたい。