いつか。きっと。

人生も折り返した今になって、大切にしたい人に巡り逢いました。
そんな彼とのこと、日々感じることを綴ります。

もしもの時と、これからのこと【 結果】

この時の3週間、とても長くて


私は今までの人生を反芻しました。


そしてこれからのこと


検査結果が・・・シロ、クロ、またはグレー


シロだったら...何でもなかった良かった。ホッとして、きっとしばらく経ったらすっかり忘れてしまうかもしれませんね。


クロだったら...きっと生きることと向き合って病気と闘う生活になるでしょう。
この場合、彼の存在が心の支柱となる一方で、必ず付きまとう矛盾とも闘うこととなることでしょう。
家族でない彼は、お見舞いもままならないだろうし、ましてやリスクを背負って無理するタイプではないので、もう二度と会うことも出来ないかもしれない中で、それでも一緒に何を頑張るのだろう???
考えれば考えるほど、グルグル(-。 -; )


グレーだったら...この状態は、どっちつかずですね。手放しでは喜べない。
直ぐにどうこうなる程ではないけど、でも決して忘れることは出来ない状況ではあります。


今回の精密検査の結果は「グレー」でした。
いわゆる、細胞レベルで付き合いながら、要観察。


主治医の先生に日常生活で気を付けるべき点はありますか?と尋ねると。。。


『そうですね、特にありません』


ないんですねヾ(~∇~;)


こうなったら、免疫力を上げて、長生きするっーーー!!!!!
そう心に誓いました。


ですが、人の命は限りがある。
もう若くはないし、いつ何があってもおかしくないんだって
身をもって感じたひと月だった気がします。
だからこそ、在り来たりですが、今を大事にしたいと思います。


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もしもの時と、これからのこと【 検査を前に】

明日の夜、電話できる?
彼が突然、そう言うなんて。
ん?初めてかも...
私からお願いすれば応えるために、明日電話どう?と言うことはあっても、どうしたことでしょう??
あっ、翌週月曜に精密検査があるから。
すぐに、なるほどと思いました。
心配してくれてる気持ちがとても嬉しく、彼からの申し出の電話を待ちわびる一日を過ごしていました。


いつも通りの残業後の帰宅時間
彼「仕事終わったよ。今、電車で○○だから、あと15分位したら電話出来るよ」
私「お疲れ様。分かりましたぁ。出れるようにしておきます」
しばらくすると、「かけるよ~」のメッセージの後、着信音が鳴ります。
もしもし。こんばんは…と
久しぶりの彼の声です。


彼「大変だったね。chakoちゃん驚いたでしょ。…俺も驚いたよ。検査は月曜だったよね?」


検査の内容と時間などを一通り話し終えると


私「まだ分からないけど、ガンって、今までの健康診断でここの数値が良くないというのとは全く違うね。異変があって要精密検査の通知に狼狽えて・・・・・・通知を握りしめて受診した総合病院では簡素な説明と専門医のいる病院への紹介状を貰った時に、色々考えちゃった」


彼「それはそうだよ。俺ならもっとオロオロしてると思う」
私「そうね。怖がりで弱虫だもんね(笑)」
彼「そうそう。(笑)chakoちゃんは、泣き虫だけど芯は強いのかもね」
私「泣き虫は余計ですけど( *´艸`)でも、思ってたより動揺してるみたい。昨日からお腹も痛い気がしてるもん。全然関係ない場所なのに、、やっぱり病は気からなんだね...」
彼「それが普通だよ」
私「何で?まさか?のことだからね、そうなのかな」
彼「俺の内臓もそうだけど、この前人間ドックで引っ掛かってたやつね。まさかだよね。そこなの?って場所だったりするから」
私「場所が場所だけに、もう出来ないかもしれないでしょ...笑」
彼「そしたら、それでいいじゃない。他に方法あるし」
私「愛を感じる方法ってこと?」
彼「そうそう。それが全てではないし」
私「そうだけど、そんな風に言ってくれるの。嬉しいかも......」


感極まって言葉に詰まりました。
沈黙すること数秒


彼「chakoちゃん...愛してるよ」
私「ええーーーーーーーっ?!いきなり…」
ひやぁぁぁぁ.....ヾ( 〃∇〃)ツ ♪・・・・
今、何て言ったの!!!!!!!
どうしたことでしょう?
どうしたことでしょう?


彼「な、なんだよ~」
私「だって、ね、まさかのだから」
彼「うん。そっちは?ないの?」⇐照れ隠しですね(〃ω〃)
私「そう言われると 照れるね(〃▽〃)」「〇〇〇〇さん愛してます」


電話といい、言葉といい。
先日の逢瀬で自制心が崩れ兼ねないから、愛してるは言わないようにしてる。
そう胸のうちを聞かされたばかりなので、正直、驚きです。
このタイミングがそうさせたのは分かっていますが


でも、単純にとても嬉しかったんです(*'ー'*)♪


そして


私「検査をまず頑張って来ますね」と伝えると
彼「うん頑張って来るんだよ」といつも通りの彼
私「ありがとう゚.+:。(´∀`)゚.+:。」


その後
気になるし心配でもあるから、ホントは居れたらいいけど…(正確には覚えてないのですが、検査に付き添えないけど気持ちは同行しておくね)そんなニュアンスだったと思います。こういった所、覚えていない私は本当に残念で悔しいのですが...笑


ありがとう、、その気持ちだけで充分
電話も嬉しかったし、話せてたくさんの元気貰えたなぁ。
まさか、まさかねの、愛してるよ♡まで貰えるなんて(>∀<人)━━
可笑しな話しだけど、病気が見つかって良かったのかと思えちゃう。
良くはないけど...笑


まぁ、これから一緒に頑張っていきましょう!!そう締めくくった通話


結果によっては、今後のことも大きく変わることになるかもしれませんが・・・・・・


検査前の不安な気持ちが軽やかになったのは、一緒に頑張っていきましょうと寄り添ってくれた彼の言葉


胸の奥に留めておきたい。そう思った夜でした。

もしもの時と、これからのこと【その時の気持ち】

実は迷子シリーズ中に
私の人生において重大なことがありました。


何気なく受けた検診で、まさか、まさかの病気が見つかったのです。


検診結果を携えて病院受診を翌日に控え
まだ何も分からない状態の不安な気持ちと
今後の事を考えなくてはの思いを、、彼に伝えよう。


そう思っていると「今日は体調悪くて早上がりしたよ」と連絡がありました。
具合の悪い時に、こんなとんでもなく重たい話は出来ません( ;∀;)
彼のタイミングの悪さに、なんでよ💨もう😩😩となりながら


取りあえず、受診した後の事後報告をしようと。そう思っていたのです。


でも不安は増すもので・・・・・・


自分のこととなるとこんなにも狼狽えるものなんですね。


翌日
いつもの時間
私「体調大丈夫?」と確認すると
彼「もう大丈夫!いつも通り出勤してる」
私「今日お休みだから変わってあげたいけど、ちょっと病院行ってくるね」
彼「どうしたの?風邪ぽい?」
私「んーん・・・この前、ガン検診受けたでしょ。結果が届いて要検査だったの」
彼「えっ?」
私「びっくりでしょ…」
彼「うん。驚いてる。いつ知ったの?」
私「昨日...手紙を見て。取りあえず、よく分からないのだけど」
彼「そうだね。まず話しを聞いてみないとだよね」
私「うん。なので、行ってきます」
彼「気を付けて、落ち着いて行くんだよ」


彼が言う「気を付けて行くんだよ」が、心地いいのだけど
時折、父親に言われてるかのような錯覚がします。(笑)


受診を終えたのが、ちょうどお昼休み


私「診察終えて、話を落ち着いて聞いてきましたよ」
彼「お疲れ様。頑張ったね。疲れたでしょー」
私「担当の先生がね。かなりのお爺ちゃん先生で、説明がほとんどないのよ(゜-゜)これ見てと表を見せられて、検査結果に書かれてるランクをその表で、ここね!って言うだけ。まぁ精密検査が必要なことは確かで、ここの病院では専門医が月に数回しか来ないから待ってるよりも行った方がいいでしょ?ね?って、専門医のいる医療機関を紹介されたの」
彼「何だかな。(>_<)・・・でも気になるから専門医の病院行く方がいいかもね。いつになったの?」
私「来週早々」
彼「そっか」
私「うん」
彼「昨日はいっぱい話したいことあったでしょ。ごめんね。聞いてあがられなくて」
私「ううん。それは仕方ないよ。こんな話聞いたらますます具合悪くなるよね(笑)」
彼「疲れただろうから、アイス食べて午後はゆっくりしてね」
私「そうだね~そうします(^▽^)/」アイスはとっておきの意味ですもんね。


結局、何も詳しいことは分からずで
精密検査まで不安な日々を過ごすこととなりました。